誰をセンターに推すか?〜『ラブライブ!サンシャイン!!』Aqours 4thシングル センターポジション総選挙に寄せて〜
caution!
・個人の想いだけです。センター総選挙に関して、なんら誰かに無理強いをするものではありません。
・でも、共感してもらえたら素直に嬉しいです。
・劇場版のネタバレも含みます。
こんにちは、ぶろっくです。
今回のセンターシングルの総選挙も後半戦。
実にたくさんの方が、自分の応援する子に投票し。
たくさんの方が、応援してくれる人を増やすべく声をあげて。
好きを表現する様が、まさしくラブライブ!的だなあ、などと考えています。
私は、渡辺曜ちゃんを応援しています。
彼女は、2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」でセンターポジションを獲得しました。
こちらが、そのMVです。
Aqours 2ndSingle 「恋になりたいAQUARIUM」Full
はい。
なのでよく、こんな言葉を聞きます。
「曜(2ndセンター)推しと果南(3rdセンター)推しは、今回誰に入れるのか」
かつての総選挙で大きな票を持っていた彼女たちのファン。
しかし、ラブライブ!では同一の子が何度もセンターポジションを勝ち取るケースは多くありません。
あくまで「センター総選挙」であるので*1、なるべく多くの(そして、まだセンターを獲得していない)メンバーのセンターを見たい!という気持ちもわかります
それはそれで、私も心には持っている、想い。
だからこそ、熱心に誰かに「曜ちゃんに入れてね!」と言えないところがあったり。
究極的には、誰がセンターになっても楽しみではあるのです。
けれど私は、それでも、渡辺曜ちゃんに投票しています。
それはTVアニメ、そして劇場版を経て感じた、彼女の強さ。
更に成長した曜ちゃんを、応援したい!
その気持ちを込めて、投票しています。
そもそも渡辺曜ちゃんは、非常に優秀な子として描かれます。
ダンスもすぐに覚えたり(漫画版)。
すぐに誰かと仲良くなったり、衣装作りもこなせる(アニメ版)。
他にも料理が得意であったりと、多彩な才能を見せる曜ちゃん。
そしてその性格の明るさ、元気さも魅力的です。
その力強さに手を引かれ、または背を押された方も多いのでは?
他方で、「脆さと成長」も彼女の魅力です。
実は人間関係において、不器用な一面を持つ曜ちゃん。
例えば「恋になりたいAQUARIUM」やアニメで表現された、千歌ちゃん関連の寂しさ。嫉妬。
自分のホンネを口にできない。
あるいは、言葉にするのが苦手なのかもしれません。
そんな彼女のコミュニケーションが、物語の中で徐々に成長していきます。
それこそが、私が曜ちゃんを好きな最大の理由。
「こう言ってあげた方が、千歌ちゃん燃えるから」(1期第2話)
「やめる?スクールアイドル」「……」(1期第8話)
もしかしたら、「魔法の言葉が通じない」という焦りもあったかも。
次第に「やりたいスクールアイドル」*2への自信を失っていきます。
「千歌ちゃんの側には、梨子ちゃんが一番合ってると思う」(1期第11話)
けれど、そこから千歌ちゃんの想いを知った曜ちゃんは、その輝きを取り戻していきます。
「私、バカだ。バカヨウだ……!」(1期第11話)
「じゃあ、次は9人で歌おうよ。全員揃って!」(1期第12話)
これまで、先頭に立つ千歌を焚きつけることが多かった曜。
一番に駆けつけ、迎える「戦友」になり。
「やっぱり来た」(2期第1話)
「おはよ」(2期第7話)
果南ちゃんと千歌ちゃん、どちらの背中も追いかけてきたからこそ、彼女たちを見守り、励まし。
「できるよ。絶対できる!」(2期第6話)
時に、自分の温もりで千歌ちゃんを落ち着かせる。
「大丈夫、大丈夫だよ」(2期第7話)
「元気出た?」(2期第12話)
そして、自身でAqoursを引っ張る面も見せるようになっていく。
「さあっみんないっくよー!」(2期第7話)
自分の想いも、言葉にできるようになっていく。
「私ね、千歌ちゃんに憧れてたんだ」(2期第11話)
「だーーーーーーいすき!」(2期第13話)
そして、劇場版。
3年生が抜けた分の重圧を背負おうとする千歌ちゃんに気づき、自分でもどうにかしよう、とする。
“Hop? Stop? Nonstop!”
ダンスリーダー的な役割として、善子と共に最前列&学年センターを務める。
“Brightest Melody”
重心のバランスをとるアンカーのような位置。
実はこのタイミングの曜の位置は、センター曲「恋になりたいAQUARIUM」にも通じている。
(かもしれない。)
そして、曲の最終盤では最前センター。
従姉妹の渡辺月ちゃんに「スクールアイドル・渡辺曜」としての輝きを存分に示す。
アニメを経て、劇場版で増した曜ちゃんの輝き。
迷いを経験した、その上で輝きを放つ彼女のこと。
月ちゃんの視点に影響されたのかもしれませんが……それが本当に眩しくて。
今、もう一度彼女の「センター」を応援したい。
たくさんの人たちの想いがあっていい。
他の子たちにだって物語がある。センターに相応しいだけの。
けれど私個人の想いは、ぜひ彼女に受け取ってほしい。
だって、これまでを経て再び立つセンターは、全く違う意味を持っているはずだから。
「絶対にあの子にセンターを!」という方と比較してしまうと、ちょっとふらふらした動機ですが。
その比較に、大して意味はないので。私の中では。
そんな感じで私は、曜ちゃんに投票をしています。
一部分ではありますが、少しだけ伝わりましたでしょうか?
私が好きな渡辺曜ちゃんの、温かさ。成長。
彼女が牽引するAqoursからのエネルギーを、もっともっと受け取りたい。
そんな私のささやかな想いを、総選挙の機会なので、残しておきます。
それでは皆さま、良いLOVE LIVE! days!!を。