今日も主食はカロリーブロック

ラブライブ!やラブライブ!サンシャイン!!に関することを、時折思いつきで書いていこうと思います。

「グズグズしてた過去に メッセージを送れるのなら」

はじめに

 お久しぶりでーす。ぶろっくです。

 Liella!は4月で初のCDリリースから一周年。めでたい。

 おめでたいなあという気持ちと一緒に、「え、一年経ってなかったの?」という気持ちがありますね。

 実はライブはほとんど追いかけていなくて、Blu-rayも購入できていないので、ちょっとこう、振り落とされそうな勢いですけど。

 この勢いが「ラブライブ! らしさ」でもあるのかもしれないなあとか、そんなことを思っています。

 

家族の話

 この夏から2期、彼女たちの未来に向けた物語が始まります。

 作中の彼女たちに思いを馳せるとき、彼女たちはどんな感情を抱いているんだろう、と考えることが多い。

 それっていうのは、「嬉しい」とか「悲しい」とかっていうジャンルというよりは、「こころの温度」とか「胸の締め付けられ具合」とかっていう感触みたいな部分。

 だからなのか分かりませんが、彼女たちがどういう経緯を辿って“イマ”に辿り着いたのかが、とても気になる。どんな人たちとの関わりが、登場人物たちを形作ったのか。

 

 で、家族。

 特にサンシャイン!! を見るようになって以降なのですが、家族のことを考えながら作品を見ることが比較的多いのかなあと、他の方と作品の話をしていて感じていて。

 例えば、Aqoursの曜ちゃんとご両親。千歌ちゃんの家族関係と、しいたけ。

 例えば、ニジガクの彼方ちゃんとその家族。

 

 おっと、今回はLiella!の話をするんでした。

 

可可と家族

 あまり上海の教育事情には明るくないのですが、少なくとも彼女の両親は教育熱心であることが語られています。

 可可のスクールアイドルと向きあう原点は「こんな風に自分の気持ちや、感じたことを自由に歌ってみたい」*1という気持ち。

 幸か不幸か、それまでワクワクする“何か”と出会えてこなかった可可。

 それは家庭環境に依るところも大きいかもしれない。けれどご両親も、彼女がやりたいことを見つければ、きちんとそれを応援する。きちんと日本で生活できるように送り出してあげるわけですからね。娘のことを一人の人間として応援してくれている感じが好感持てます。*2

「結果が出なかったら帰る」という約束*3からも個人的に優しさを感じます。

 おそらく可可がそれまで勉強ばかりをしてきたのは、親からすれば高い学歴を目指して欲しかったからでしょう。けれど日本に来てスクールアイドルをするというのは、そのルートからは外れることを意味している。

 さて、スクールアイドルとして結果を出したからといって将来に有利かというと、おそらくそんなことは全くありません。

 それでも可可に約束させたのは、自分の道に責任を持たせるためなのかなと。

 選んだ道に対してきちんと努力をして、親の自分達も納得させられるようになってほしい。親心ですねえ。

 当初の期限がどの程度だったかは分かりませんし、作中の雰囲気からだと一年間だったのかなあと想像しています。だとしたら、トライさせてあげて、でも元々努力してきたルートにも戻れるようにサポートしてあげるつもりだったんだろうなあ。

 

 個人的には、お姉さんがどんな立ち位置になってくるのかも楽しみですね。

「心配してくれている」というようなことは話にありましたが、シンプルに応援してくれているんだろうか。それとも、彼女は日本行きに反対していたのでしょうか。気になる……。

 

恋と家族

 家族のエピソードが最も印象的に描かれていたのは、やはり葉月家のことでした。

 中学生にして母を亡くし、過剰ともいえるくらい強く振る舞おうとする恋。

 

 これはニジガクの彼方なんかにも共通する部分なのですが、「背伸びをすることで精神的に無理をしている」っていう自覚があんまり無いんですよね。

 必要なこと。当たり前のこと。ちょっと現実を受け入れすぎというか。守るべき環境に対して自分の果たすべき役割が明確で、それなりにうまくこなせてもしまうから、変に疑問を持たないというか。早とちりしがちというか。

 ただ、恋の母……葉月花さんは、実のところ結構お茶目な性格なんだろうなと思うんですよね。理事長なんかは迷惑掛けられ慣れているような印象を受けますし……。

 ある意味で穂乃果や千歌のような、周囲の人を巻き込んで、助けられて、新しい景色を見せていく、そんな人だったんだろうなあ。

 そういえば「何も言わないでほしい」「ただあの子が自分で決めるのを見守っていてほしい」*4と言い残していたことは、先ほどの(ぶろっく脳内の)可可の親と通じるものがありますね。

 Liella!ファミリーズ、かなり子どもたちを一人の人間として尊重していて、推せるな……。

 

 恋やサヤさんの前ではしっかりした清楚マザー(?)だったのかもしれませんが、チビなんかは色々な表情を見てきたんだろうなあ。よく飼い犬は飼い主に似ると言いますが、チビは花さんの影響を濃く受けているんじゃないかと思っています。

 そんなチビが、一人だけの屋敷になった時期も、Liella!のメンバーとともに恋の心をさせ得続けていたのかなと思うと、なんだか花さんの気持ちがここでもつながっているんだなあと想像が膨らみます。

 

終わりに

 てなことで、ひどく久しぶりのブログでした。短い!

 すいちゃんの1stソロライブの記事以来ですか。今年入って初めての記事ですね。

(その星街すいせいさん、今日オンラインで無銭ライブやるらしいですよ。……たぶん私はリアタイしてます。うめぇんだ歌が。)

 

 今回はこちらのタグ企画に乗っかって。

torys.hatenablog.jp

 タイトルは、ハッシュタグと同じ曲の歌詞から持ってきました。意味は特にない。

 

 企画者のひとりのぎぬまさんに「書くことないよ〜」って言ったら、

「ぶろっくさんはそう言うと思いました、でも書きますよね」

って言われました。私のことなんだと思ってるんですか。書いたけど。

 あんまり話題に出していないだけで、作品としてはしっかり好きだし、たくさんの想いを受け取りながら観られる作品ですよね。

 1年での濃度が半端ない。今後が楽しみですね。

 毎週ブログ? 書けるかなあ……。

 

 

ぶろっく

 

*1:第3話より

*2:娘が最低でも二人、教育熱心なところを鑑みると、それなりに経済的に豊かでもあるのかもしれませんね。

*3:第10話より。

*4:第8話より