はじめに
こんにちは、ぶろっくです。
アニガサキも二期、第1話が放送されたということで。
どんなワクワクと出会えるんでしょうね。
部長!
すごく個人的に印象的だったのは、かすみの部長っぷり。
ここなんかは「ラブライブ!の部長」っていうオマージュみたいなところ。
納期にうるさい上司感。これは大人ですねえ。
結局ポンしちゃうのは、ご愛嬌ということで……。
なんだろう、今までよりも「しっかりしないと」という気持ちを感じる。
もちろんスクールアイドルとしてのこだわりは変わっていないんでしょうけれど、「間に合わせないといけない」っていう妥協というか、着地点をすごく強調するの、少し意外に感じたんですよね。
いや、中須かすみ有識者にとっては「元々です」っていう感じなのかもしれませんが。
そこんところどうですか有識者?
「みんなの夢を叶える場所」
では、二期からの子たちの話もしていきましょうか。
まずは栞子から。
実のところ、栞子はスクールアイドルのことをどのくらい知っているのでしょう。
スクールアイドルフェスティバルの理念を「素晴らしい」とする一方で、そこに参加してはいない*1彼女は、どんなものを想像しているのでしょうね。
もしかしたら、ランジュのパフォーマンスが栞子にとって初めての「スクールアイドル体験」だったのかもしれませんね。
歩夢にとっての、一期第1話でのせつ菜のステージみたいな。
その姿が、どう「夢を叶える」につながっていくのか。
栞子の考える「夢」が進路や将来のことを指すものだったとしたら、
「本当にその理念は正しいのでしょうか」
とかって言い出したりして。
イベントを製作物の発表会って考えたら進路にプラスになりそうな気もしますが、その中心にいるのがスクールアイドルだったら、その辺りは特に考えられていなさそうだし……。
第二の幼馴染コンビ*2。
ぎこちない再会ですが、どんな道を進んでいくのでしょう。
(ミアの話は、次回以降少しずつしていきましょうか。)
「その夢を真剣に追い求めるべきよ」
んで、ランジュですよ。
MVも込みでなかなか評判が良かったような気がします。*3
スクールアイドルフェスティバルを観て、ときめいて、憧れて、なりたくてやってきた。
侑の反応を見るに、ランジュの持っているものは「スクールアイドルのキラキラしたもの」の原石であるのは、間違いないんだろうなあと思う。
それはパフォーマンスが優れているとかじゃなくて、根っこのところに「侑の好きなスクールアイドルらしさ」を、ランジュは持っているのでしょう。
それがなんなのかは、まだ分かりませんが。
「与えるだけでいい。誰かに支えられなきゃパフォーマンスもできないアイドルなんて、情けないわ」
「同好会を離れて、その夢を真剣に追い求めるべきよ」
パフォーマーとしての矜持を持っている。
かといって、魅力を感じた相手のことはきちんと認める。
侑に対してだって、考え方を否定しているように思えるけれど、実は本心から侑と同好会のために一番いい形を、彼女なりに考えた上で、言葉にできる。
ランジュと同好会メンバーは、互いの背景を知らない。
だからこそ、お互いの今までの歩みに敬意を払っているような気がする。
自分には理解できないけれど、そのパフォーマンスはリスペクトされるべきで、そこに至る背景を無碍にしてはいけない。そんな大人なやりとりが感じられます。
……ちょっとコミュ力高すぎません? 大丈夫? どっかで暴走してくれていいんですよ?
そういえば、ランジュはアクシデントを見てすぐに「パフォーマンスをしよう」と決断している節があります。
アクシデント真っ最中のこのシーン。
足止めをすればいい、という話になるより前に、ミアに声をかけています。
もちろん、単に合流しようとしていただけの可能性もありますが……。
個人的には、ランジュはもうシンプルに
「スクールアイドルフェスティバルにケチをつけたくない、ここでパフォーマンスをして帳消しにする」
と思っていて、偶然それが同好会を救うような格好になっただけかな、と思っています。
まあ、ランジュは同好会の個々に対してはファンであるので、助けようという気持ちがなかったとは言いませんが。
“Anyone can keep up with? Anyone”
「誰も私についてこれないの、誰も?」
私にはそんなニュアンスに聞こえたんですが、果たして。
今まで、特別な自分とそうでない誰か、与える自分と享受する誰か。
それがランジュにとっての当たり前だったんだろうなあ、と思わされます。
だからランジュにとってみたら、侑のようなファンがアイドル側にいるのは、他のファンから見て「水の出ない蛇口が水道場に混ざっているようなもの」くらいに思っているのかもしれません。
ただ、「じゃあ、あなたはマネージャーなのね」とか言い出さないあたり、別に侑を否定しようとかではなくて。
ただ単に「こうした方が上手くいくのに、どうしてみんなそれを選ばないのかしら」っていう。そういう子なんだよな、ランジュ。
この「籠と水」の表現。
どこかにパフォーマーとファン、ライバル、みたいな関係性が表現されていそうですよね。ちょっとそんなつもりでMV見たら面白いかも。
おまけ
これはオープンキャンパス実行委員の一幕。
なんでせつ菜から見て左側だけ、中央の子にのみピントが合っているのか。
(反対側は全員にきちんと焦点が当たっている。)
引くと、今度は映ってこないし。
今後どこかで登場してくれるんでしょうか? 楽しみですね。
おわりに
ブログ書くのってこんなに難しかったっけ? と思ったんですけど、多分これ、スクスタの印象が強すぎて「アニガサキのこの時点のブログでどこまで内面に触れていいんだ……」っていうのが原因なんですよね。
話が進んでいくごとに、スクスタでの彼女たちの根幹を踏まえた感想とか、もう少しスムーズに書けるようになるといいな……。
もう、すぐに第2話ですね。うきうき。
栞子も、ミアもランジュも、もっと大暴れしてほしいな……。
こんなに大人しくしていなくていいのよ。
ぶろっく