(追記:耳コピ段階の記事ですが、歌詞は修正せずそのままにしておきます。)
はじめに
こんにちは、ぶろっくです。
ライブグッズの発表もありましたね。私も彼方ちゃんのグッズが可愛かったので、ついつい購入してしまいました。
さ、「ニジガクみゅ〜じっくウィーク!」も中盤。四週目です。
【🌈ニジガクみゅ〜じっくウィーク!🌈】
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) 2020年6月18日
本日は「ニジガクみゅ〜じっくウィーク!」4週目🎆✨
2020.9.2発売 3rdアルバムに収録する楽曲を、毎週木曜日に1曲ずつランダムで公開していきます🎶
4週目の担当メンバーはエマ・ヴェルデ🍁https://t.co/mvdQtAdFZ9#lovelive #虹ヶ咲 pic.twitter.com/1LM5zraMfC
今週はエマ・ヴェルデちゃんの「哀温ノ詩」*1です。
巷では愛ちゃん読みが主流でしたが、まあ、ランダムって言われていましたからね!
しかし……エマちゃんの歌、本当に優しくて素敵な音だなあ。
歌詞はシンプルで、でも深みがある。
仮名遣いや漢字など、歌詞カードを見て初めてわかることもありそうですね。
では、歌詞を読んでいきましょう。
タイトル
タイトルの「哀温ノ詩」ですが、「哀温」という言葉は聞きなれませんね。
私も調べたのですが、いまいちピンとくるようなものは見つからず……
いくつかの意味を内包した造語と考えるのが適当かと思います。
(6/19追記:造語ではないらしいです。)
・“哀”と“温”の詩
哀しいときがあって、あたたかいものがあって。
あるいは、哀しいものの温度。その中で見つける温かなきもち。
エマの哀しみ、というとピンとくるのは、まずは家族のこと。*2
親やきょうだいたちのことが大好きなエマなので、同じ場所や時間を共有できない……ホームシックのような感情は、親しみのあるものかもしれませんね。
それから何より、今後配信されることになるキズナエピソード。
最近の数話では、エマが日本にくることになったきっかけに関連したストーリーが展開されてきました。
今後配信予定のタイトルは「運命は突然に」「選んだ道」とあります。
これから選ぶ道が、エマにとって、本当に大切なものになる……その中で彼女が“スクールアイドル”として培ってきたものはなんなのか、そんなことを再確認できる歌になっているのではないでしょうか。
・アイオーンの詩
「あいおん」っていう単語、なんだか聞いたことはあるぞ……とおもって検索をかけていたのですが、おそらくこれですね。
kod.kenkyusha.co.jp (最終閲覧 2020/6/18)
私は「アイオーン」という概念をきちんと理解しているわけではないのですが、「人の生涯」といった意味を持つようです。
スイスの宗教事情には疎いのですが、エマはキリスト教圏の出身なのかな。
(・愛/音など、同音異義語の存在)
あくまで耳コピ段階ですが、「愛を」という風に聞こえるパートがあります。
「あい」「おん」と同じ読みを持つ漢字はたくさんあるので、そのどれかはフルの歌詞でも大切になってくるかもしれませんね。
「音」とか「恩」とか。「怨」はよして
では、歌詞本編へ。
歌詞
堪えた涙 流したいなら
溺れるくらい流し切ればいい
この歌詞がどんな経緯で生まれたのかは、まだ分かりません。
ただ、エマと涙、というと……私の中ではスクフェス組特別ストーリー「頼って!しずくちゃん」を連想します。*3個人的に、この一連のストーリーは彼方・エマ・しずくのことを知るために、是非とも読んでほしいですね。
「声繋ごうよ」*4で「幸せになろう 笑顔でLa La La La La」と歌っていたエマですが、それとは対照的な涙の歌詞です。
キズナエピソード上でどんな心境の変化があったのか、見どころですね!
いつか今日を思い出したら
誰かに優しく ただなれればいい
「かけがえのない今日は 二度とこない!」というのは「Evergreen」*5の歌詞。
同じ“今日”という単語でも、少し未来を見据えているようですね。
涙を流すのも、優しくなるのも、歌詞の文脈的には聴き手に対する思いのように感じます。
けれど、それぞれに対応する以前の曲の歌詞を踏まえると、「あなたにとっても、私にとっても」というニュアンスを持っているのではないかな、とも感じられる。
私は誰かに寄り添ってもらって、溺れるくらいの涙を流した。
今度はその人のように、誰かにただ優しくなりたい。
そうやって優しくなれる人を、輪を広げていくスクールアイドル。
それも、エマのひとつの姿なのかもしれませんね。
千歳(ちとせ)越え輝く愛を
千里(ちさと)越え 想い込めるから
高校三年生という年齢から、どうしたって進路選択という問題がついて回る。
それはラブライブ!やラブライブ!サンシャイン!!でも描かれていて*6、虹ヶ咲ではどうなるんだろう……と思っているポイントでもあります。
エマの場合、高校生になってから日本に留学しに来ているのですが、日本に残るにせよ、スイスに帰るにせよ、「土地を離れる」という選択を強いられるんですよね。
なんて、そんなことを考えながら……。
何かしらの別離とエマ、切り離せないエピソードなのかな。
もちろん全く関係ない可能性もあって、ただ「人生の中で、どんなに時間も場所も離れていても、キラキラな気持ちは届くんだよ」っていう歌詞の可能性もあるんですけど。
曲と歌の雰囲気から、あとタイトルから、どうしても色々考えちゃいますね。
わびし旅
奏で 包み込みましょう
「旅を奏でる」というのも綺麗な表現だなと思うのですが、「(うたを)奏でて旅を包み込む」とした方が、イメージは掴みやすい気がしています。
「わびし」はつらいとか、心細いとか、そんな意味ですね。ただ、「わびさび」のように趣を表現することもできる。
「わびし旅」は人生のことを表現した言葉として捉えるのがいいかな、と思います。
そうすると、「アイオーン」の意味とも繋がりますね。
温もりを伝え
誰よりそばで うたっていこう
どんなものを奏でるのか、というのがここ。
手や声を繋ぐという歌詞が出てくるエマの曲ですが、その表現がここでも。
まさにエマのスクールアイドル像を表現しているわけで、「今の私だからこそ、これを詩に乗せられる」という言葉なのかもしれません。
終わりに
今回、歌詞が非常にシンプルで(故に掘ればどこまでも掘れてしまう。塩梅が難しい。)、なかなか考察を深めるというところまでいけませんでした。
キズナエピソードの今後の展開も気になりますが、その前に「これまでのスクールアイドル・エマ」を振り返り、もう一回この曲を噛み砕いて、それから今後配信のキズナエピソード……というのもいいかもしれませんね。
スクフェス組特別ストーリーを読もう!(大好きなので宣伝
ぶろっく