今日も主食はカロリーブロック

ラブライブ!やラブライブ!サンシャイン!!に関することを、時折思いつきで書いていこうと思います。

誕生日に向けて、曜ちゃんのことを考えながら書いたやつ。

はじめに

 こんにちは、ぶろっくです。

 本日は渡辺曜ちゃんの誕生日。

 こんな状況だからこそ、何か面白いことをしたいなと思っていたところ、良いタグを見つけました。

 

same-lovelive.hatenablog.com

 

#自宅から曜ちゃんハッピーバースデー

 このタグをつけて、今回はこんなものを作らせていただきました。

 

youtu.be

 

 そう、オリジナル曲。

 拙い詞ながらに、真剣に考えて。

 そこに林檎好きさんが素敵な曲と歌をくれて。

 トミーさんにも無理を言って、2バージョンも動画を作っていただいた。

(そしてお聞きの通り、曲も2パターンの収録である。)

 お二人とも、本当にありがとうございました。

 

 ちょっと蛇足かもしれませんが、私からこの曲の歌詞の話を。

 書き手としてどんなことを考えていたか、ご興味がお有りの方はぜひ。

 

 

 

タイトルについて

 タイトルの「ソース」には二つの意味がありました。

・ヨキソバ等の、味付けに使うソース(Sauce)

・「出どころ、源泉」を意味するソース(Source)

 

 この詞は、曜ちゃんを構成するエッセンスであったり、もっと深い根幹だったり、そんなものを想像しながら書きました。

 ……もっとカッコいいタイトルが思いついたら良かったですかね?

 

歌詞

 全体を通して、曜ちゃんが自分を振り返っているところをイメージしています。

 また、曜ちゃんのことを描いた曲でありつつも、聴いてくれた方への応援歌にもなったらいいな……と思いながら書きました。

 

 

いつも元気に見えるでしょ

どうしてって訊かれるけど

熱い瞳と声が

ずっと 私の隠し味

 

 曜ちゃんの元気の源の話。

「瞳」「声」の主は当然というか、「君」です。千歌ちゃんだったり、もしかしたら梨子ちゃんだったり。

 曜のAqoursに対する根本的な動機は、ずっと抱えていた「千歌ちゃんと一緒に、夢中で何かやりたい(一期1話)」「これでやっと一緒にできる(一期11話)」という想い。 誰かと一緒に輝きを作り上げていくのが、曜の求める輝き方であるようです。

渡辺曜と「1」 ……Beginner’s Sailingから渡辺曜の「輝きへの一歩」を考える話。 - 今日も主食はカロリーブロック

  曜ちゃんが頭からっぽで元気!という子なのは元々なのかもしれませんが、そこに大切な友達がいることで、より笑顔が輝いているはずです。

 

 

“好き”って

“幸せ”って

お日様みたいに降ってきて

それって当たり前のこと だけど

  

 “好き”は“幸せ”なこと。

 どちらももお日様みたいにあったかい。

 でも、曜ちゃんはその「当たり前」が「特別なもの」だっていうことを、最初から*1知っていたし、物語の中でも知ることになる。

・当たり前だけど特別

・自分が待ってるだけじゃ当たり前にならない

  こういうところを込めて、「だけど」の3文字を入れました。

 

 

いいお天気に潮の香り

走っちゃおうよ いつもみたいに

もやもやは私、晴らしていくよ

 

 人を引っ張っていく曜ちゃんの、もやもやを晴らすような元気さ。

 けれど、もやもやしているのは曜ちゃんも一緒かもしれない(「もやもや=私」)。それを晴らすために、ぐんぐん走っていけるのが今の彼女です。

 

 

いつだって今日の早さは 昨日と違うから

逃げないように隠さないように

迎えにいくよ

 

 人間の体感時間は日々短くなるらしい。もたもたしていたら、何にもできなくなっちゃうかもね。

 それに自分の走る“はやさ”だって、その分パワーアップして、スピードアップしていきたい!

 ともかく前向きに。迎えにいく相手は「君」と、正直な自分の心です。

 

 

ケンカなんてしないけど

君は笑顔だったけど

潮風が染みたかな

ちょっと 今日はしょっぱいなぁ

 

 ここから2番。「友情ヨーソロー」周辺に対する回想です。

 梨子を送り出した千歌にもやもや、心がぐずっている曜。

 1話の頃から千歌には思っていることを言い出せなかったけど(淡島に向かう船上、会長がスクールアイドル嫌いの件)、いつからか自分の本音もよくわからなく、「これでいいんだよね」と納得させるようになっていた曜ちゃん。

 

 

“好き”って

“怖い”って

この海みたいに深くって

いつもは飛び込んでいける なのに

  

 好きの気持ちがあるから、それが崩れることが怖かったり。

 “好き”って“怖い”ものでもある、と思うんですよね。

 また、“怖い”も“好き”も深いもの。

 “好き”には飛び込んでいきたいのに、それが怖くなっている。

 

 

ダメな私に 君のとなり

なんでだろう 諦めてる

暗い夜ほど 晴れてるのにね

  

「私には君の隣は似合わないと思っている(思っていた)」の意。

 曇っている夜って、雲が反射して明るく感じたりする(雪の日はもっと明るい)。

 逆に、かえって晴れている日の方が、白い雲がなくて暗く感じることがある。でも、そういう日の星はきれいなんです。目をこらすとね。

 

 

いつだって明日の景色は 今日で決まるんだ

もしかしてって 知らないくせに

バカな私だ

  

「もしかして」は「私と二人は、嫌だったのかな」のような思い込みをしていた自分に。

「明日の景色は〜」は、Beginner’s Sailingの「つまり明日の朝 昨日の自分がんばったと言えるように」から。

 何をバカなこと考えてたんだろうね、って今の曜ちゃんなら思えるはず。でもその気持ちがあったから、今の曜ちゃんなんだな。きっとね。

 

 

失敗したり 転んだり 痛いのはイヤだなぁって

おそるおそる 前 気にして歩く

でも腕を後ろに振らなきゃ

君と一緒に走れないんだ そうでしょ?

 

 転ぶ時は手を前にすれば、怪我が小さくて済む。

 でも、ずっと手を前に出しているんじゃダメで、腕を降らないと走れない。全力で走る君と一緒にいるなら、そうやって走らないといけない。

 

 

いいお天気に潮の香り

走っちゃおうよ いつもみたいに

もやもやの私、晴らしていけ

  

 1番から「自分のもやもやした気持ちを晴らしていこう」っていう歌詞に変えました。

 自分の弱さみたいなものを知った上で、それを振り払っていこう!というような前向きな言葉にしたかったんですね。

 

 

昨日よりちょっとだけ濃い 今日が待っているよね

逃げないように隠さないように

迎えにいこうよ

 

 一番Aメロの「隠し味」とタイトルの「ソース」に対応している部分です。

「行こうよ」は曜ちゃんの「できるよ」感を出したかった。

 

 

一歩目 君に向けて

 

 Beginner’s Sailingの歌詞「失敗?それこそ一歩目だ!」から。

 今日、明日と、ずっと君を迎えにいくから、君と走っていきたいねっていう。

 私の心の中で、ずっと曜ちゃんの姿が勇気をくれるんだっていう、そんな気持ちの歌詞です。

 

 

おわりに 

 自分が感じている曜ちゃんの姿なので、必ずしも他の方にとってもそう、とは限らないのですけど。

 結構ふんわり、抽象的な歌詞になっている気がする。

 私がどんなことを考えていたのか以上に、好きなように聞いていただけたら嬉しいです。

 

 協力してくれた二人には本当に、私がどこで言葉遊びをしたとか、どこを大切にしたとか、たくさん汲み取っていただきました。

「ここにこのメロディなら、歌詞のここにアクセントを置いてほしい」とか結構わがまま放題でしたけど、その都度聞いてもらったりね。

 

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 結果的に。

 本当に素敵な、曜ちゃんの曲になったんじゃないかな。私は大好きです。

 

 こういう情勢ですが、だからこそこの曲や動画が出来上がってきたのだと思います。人を巻き込んで何かを作りたい!とも思えたし。

 これからも前向きに、明日を信じて、楽しいこといっぱいしていきたいですね。

 

 

 

ぶろっく

 

 

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 お誕生日おめでとう!

(私が作ったやつはちょっと歪になってしまったけど!) 

 

*1:君のこころは輝いてるかい?」での自己紹介より